太ももの脂肪除去手術したのに細くならない!クリニック選びは重要

太ももの脂肪除去手術をしたのに細くなりませんでした。そもそも脂肪除去手術とは何でしょう。脂肪除去手術の流れやリスク、術後のケアなどについてご紹介した上で、脂肪除去手術を受けるクリニックを選ぶにあたり大切なことを教えます。

脂肪除去手術したのに脚が細くならない!

昨年太ももの脂肪除去手術を受けました。これで憧れの細い太ももを手に入れられると期待に胸を膨らませていました。

しかしなぜか脚は思っていた細さにはならなかったのです。なぜ私は脂肪除去手術をしたのにも関わらず細くならなかったのでしょうか。その原因について考えてみます。

脂肪除去手術とは

脂肪除去がいい理由

部分痩せダイエットには、運動や食事制限、エステや痩身レーザーなど様々な方法があります。しかし、太ももはこのような部分痩せダイエットではなかなか細くなりにくい部位で、また一度細くなったとしても元に戻る可能性が高いと言われているのです。

脂肪除去は脂肪細胞自体を取り除く手術なので、痩せたい場所を確実に痩せさせることができます。脂肪細胞の数は大人になってから増えることはありません。そのため、脂肪除去手術はリバウンドしにくいダイエット方法と言えます。

体形によって効果が違う

脂肪除去は、体型、つまり脂肪の量や質によって効果が違ってきます。皮膚に弾力のある脂肪の多い人は効果が高いですが、筋肉が多く筋肉太りをしているタイプの人は脂肪量が少ないので効果が低いと言えるでしょう。

また、皮膚にたるみがある人も脂肪吸引することで余計皮膚がたるむことになるため、吸引する脂肪量が制限され、効果が低くなります。

手術の流れ

クリニックによって多少違いはありますが、基本的な手術方法をご紹介します。

まずは足全体の脂肪吸引をする部分にマーキングを行った後、実際の手術が行われます。下記の1〜6の行程を、まずは太ももの前面、前面が終了したら同じことを後面、もう片方の太もも……と順番に行っていきます。

  1. 皮膚の切開する部分に局部麻酔の注射をする
  2. 皮膚を何ミリか切開する
  3. 切開した部分に脂肪層をふやかせる働きをするチューメセント液を注入する
  4. 切開した傷口を保護するスキンプロテクターを装着する
  5. 脂肪吸引開始(30分〜1時間ほど)
  6. 傷口を縫合

全ての足が終わったら専用の圧迫下着を着け、患部を圧迫します。次回の診察がある2、3日後まで自分では外してはいけません。

どんなリスクがある?

左右差が出る

太ももは右足と左足のふたつあるので、どうしても左右差が出る場合があります。多少の差ならいいのですが、たまに見て分かるほど差がでる場合も。

原因としては、脂肪で分からなかったけれど元から筋肉や骨格レベルで左右差があった、吸引量が違うなど不適切な手術によって左右差ができたといったものが考えられます。

術前から左右差がある場合、なるべく差がなくなるように吸引してもらったりすることでリスクはある程度防止できます。

デコボコ

皮膚にデコボコができてしまう場合もあります。主な原因としては、脂肪が全て均一に吸引できていなかった、脂肪の取りすぎ、圧迫が正しくなかったことなどが挙げられるでしょう。

一度デコボコができてしまうと再手術したとしても修正するのは難しく、予めデコボコにならないように医師としっかり話し合っておく必要があります。

細くならない

脂肪除去を行ったにも関わらず細くなっていないと感じることがあります。医師の腕が悪くてしっかり吸引できていなかった、元から筋肉質など脂肪吸引に効果が得られにくい体型だった、手術への期待度が高すぎたなどが原因です。

例え脂肪をきちんと取ってもらえなかったとしても、一度手術を受けると内部の組織が硬くなってしまうため、二度目の手術行っても効果があまり期待できません。一度目でしっかり取ってもらえるように医師選びは慎重にしましょう。

お尻が下がってしまった

太ももの脂肪を急にたくさん吸引することによって、それまでお尻を支えていた繊維状の組織が破壊されてしまう場合があります。支えがなくなることによってお尻が下がってしまう状態になるのです。

傷や黒ずみが残る

脂肪除去で切開した部分は数ミリと非常に小さいのですが、傷跡が残ります。ほとんどの場合が気になるほど目立ちません。

しかし、たまに目立つほどに傷や黒ずみが残る場合があります。傷跡はどこにできて目立たなくなるのか、傷跡が目立つほど残ってしまった場合、どう対処するのか事前にしっかり相談しておきましょう。

医師の腕とセンスで差が出る

全く同じ脂肪除去のやり方だったとしても、医師の技術力とセンスで仕上がりに差がでます。下手な医師の場合、最悪医療事故が起こる可能性も。

そのため腕のいい医師を選ぶことはとても大切です。上記のリスクも医師の腕が確かなら回避できるものがほとんどでしょう。

チェックすべきポイントは症例が多いことと事前のカウンセリングや説明をどれくらい行ってくれるかです。患者が納得するまで話し合いを行い、何度でも丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶ必要があります。

脂肪除去後の経過

ダウンタイムは1週間

ダウンタイムとは、手術を受けてから日常生活に戻れるまでの期間のこと。脂肪除去手術の場合、ダウンタイムは約1週間ほどになります。

痛み(1週間)

痛みは1週間ほど続きます。痛みのピークは術後3日までで、その後徐々に痛みが引いていきます。

しかし安静にするよりは痛くても動いていた方がよいので、痛み止めを使って痛みを和らげるようにしましょう。多少の痛みは1ヶ月ほど続きますが、1週間過ぎると痛み止めが必要ないくらいの痛みにはなるため日常生活に戻れます。

内出血(1〜2週間)

個人差がありますが、内出血によって太ももに青や紫のあざが出ます。見た目は痛そうですが特に痛みはなく、1〜2週間ほどで確実に内出血は消えるので安心してください。

しびれ、感覚麻痺(2~3ヶ月)

知覚低下によってしびれや感覚麻痺が起こる場合があります。2~3ヶ月経てば治ることがほとんどなので心配せずに回復を待ちましょう。

硬くなる(1~2ヶ月)

脂肪除去手術後、2週間くらい経ってから筋肉が固まってしまったり、関節が動かなくなったりして太ももが硬くなる場合があります。

硬くなっていると分かればマッサージやしっかり圧迫して筋肉をほぐしてください。1〜2ヶ月程度で改善していきます。

傷や色素沈着

傷口がなくなることはありません。しかし、跡は徐々に目立ちにくくなってきます。半年ほど、長い場合は2年くらい後には目立たなくなるはずです。

また、皮膚の色が色素沈着して茶色っぽくなることもあります。ほとんどの場合半年〜1年ほどで改善します。

きれいな脚にするための術後のケア

圧迫(2日間)

手術後は内出血と腫れの予防のため、専用の圧迫下着で非常に強く患部を圧迫します。大体2日ほど行うクリニックが多いようです。

弾性タイツの着用(3ヶ月以上)

圧迫の後は弾性タイツなどを履き、太ももを圧迫します。しっかりと効果を出すためには必要なことで、なるべく一日中履いて3ヶ月以上圧迫を続ける必要があります。

弾性タイツがゆるくなってしまったら新しく買い替えましょう。

マッサージとストレッチ

脂肪除去した太ももは非常にむくみやすくなっています。例え弾性タイツを着用していたとしてもむくむ場合があります。そのときはマッサージとストレッチでむくみを解消しましょう。

食事管理

太ももの脂肪除去した部分は細くなってリバウンドしにくくなっていますが、油断して食事量を増やしてしまうと他の部位に脂肪がついて全体的に太ってしまいます。

せっかく細い太ももを手に入れたのだから、食事管理をしっかり行って細い身体を維持するようにしましょう。

手術の種類

基本はどこも同じ

太ももの脂肪除去の手術方法や種類は基本的にどこのクリニックでも同じです。オプションや使用する機械におって多少違いがあります。

使用する機械によって違いがある

機械によって手術名が変わり、費用も違ってきます。下記のような機械がありますが、機械が違ってもそれほど結果に差はでません。機械より医師の腕や考え方によって差がでます。

  • 超音波「ベイザー・リポ」「ウルトラZ」など
  • レーザー「スマートレポレーザー」「アキュスカルプ」など
  • ボディジェット(ウォータージェットアシスト脂肪吸引)
  • 高周波「ボディタイト」「サーミRF」など

予算

80万前後

脂肪除去の手術は保険が適用されないので、料金は高額です。クリニックによりますが、大体80万前後が相場であるようです。

料金が安いクリニックもありますが、「安かろう悪かろう」である可能性が高いことを頭に入れておきましょう。

お尻も含むと高くなる

太ももの脂肪除去手術に加えてお尻も同時に手術を行うとその分料金は高くなります。太ももだけ脂肪除去を行うと、お尻は大きいままなのでバランスがおかしくなってスタイルが悪く見えます。予算が大丈夫ならお尻も一緒に脂肪除去することをおすすめします。

麻酔は…?どの程度…?

太ももの脂肪除去は他の部位に比べると手術時間が長く、手術中なるべく患者が楽に手術を受けられるように考える必要があります。そのため、どのような麻酔を行うかは非常に重要になります。麻酔方法は様々ありますが、どれを用いるかは医師の判断によります。

静脈麻酔

点滴から麻酔を入れ、眠ったり意識がもうろうとする薬を投与します。

硬膜外麻酔

背中から脊髄をつつむ硬膜の外側に麻酔薬を注入する麻酔方法です。意識はなくなりません。手術の時間によって麻酔の効きをコントロールできるので、長時間の手術時に合う麻酔方法と言えます。

太ももの脂肪除去手術に適していますが、硬膜外麻酔には技術が必要なのでできないクリニックも中にはあります。

全身麻酔

呼吸器を使って麻酔を投与し、完全に寝てしまう麻酔です。大掛かりな手術に使われることが多く麻酔と言えばこの全身麻酔を想像する人が多いでしょう。

笑気麻酔

ガスによる麻酔で、軽い痛み止め程度の効果があります。

麻酔なし

局部麻酔のみで手術を行う方法です。

クリニックの選び方

症例が多いこと

クリニックを選ぶ上で大切なことは太ももの脂肪除去手術の症例が多い医師を選ぶことです。少なくとも100例以上手術を行っていた方が安心です。

全身管理ができる医師がいること

太ももの脂肪除去は時間も長くなるため全身管理できる医師であることが望ましいです。全身管理とまではいかなくても専属の麻酔科医がいると安心です。

まとめ

私が脂肪除去手術をしたのにも関わらず思ったように細くならなかったのは、クリニックをあまり何も考えずに選んでしまったため。実際値段が安めで家から近いというだけで選んでしまいました。

もう1つは、医師とのカウンセリングや相談が少なく不安に思っていたのにも関わらずそのまま決行したことです。

私のように後悔しないためには、クリニック選びは慎重に行ってください。相談してみて少しでも不審に感じてしまったら思い切ってクリニックを変えましょう。

太ももの脂肪除去は一生ものです。信頼できる医師にしっかり相談して納得してから手術に踏み切るようにすれば、満足のいく細い太ももが手に入れられるはずです。